入院中に急変が起こる患者さんの多くには小さな前兆が起こると言われています。その前兆はスタッフや患者さんが感じる違和感など、「何かおかしい」と漠然とした表現になることが多いとされます。スタッフや患者さん自身が感じる「小さな気づき」を見逃さないことで急変を未然に防ぎ、患者さんの生命を守ることが私の役割です。また、急性期の患者さんやご家族は、突然の発症や急激な病状の変化から身体的・精神的苦痛や不安を強く持ちます。そのような患者さんやご家族に対して、確かな知識と技術を活用し、ハイレベルな看護を提供しつつも身近な存在として患者さんが前向きに治療を受けられるように支援していきます。