2040年を見据え更なる地域包括ケアシステムの推進が求められます。病院完結型から病気と共存しながらも地域で治し支える地域完結型へシフトが重要とされる中、限られた医療資源をできるだけ有効かつ効率的に活用することも急性期病院に求められています。入院から在宅まで切れ目のない看護ケアの継続と、生活を見据えた看護を提供するためには、医療とくらしの視点を持ち患者さんが地域の中で生活できることを支援できる看護師の育成が必要であると考えています。地域包括ケア推進に向け看看連携強化を目指した顔の見える連携づくりや、看護師が育つ環境や機会の提供を大切にした育成に取り組んでいきたいと思います。