認知症看護では、その方の長年築いてきた生活や人生を知り、“その人”が考えるその人らしい生き方が送れるよう、また安心して生活が送れるよう支援させていただくことが大切だと考えています。入院する認知症の方は、慣れない環境の変化から混乱をきたしやすくなり、思いや体調の変化を言葉で表わすことが難しくなると考えられています。そのため、私は認知症の方の言葉にできないサインをくみ取り、伝えようとする気持ちに寄り添い安心して療養できるよう環境調整することを目指しています。認知症の方とご家族、そしてケアするスタッフみんなが笑顔で過ごすことができるよう活動していきたいと考えています。
