高齢化に伴い循環器疾患の終末像である心不全患者は増加傾向にあります。心不全患者は、多種の合併症を抱え増悪と寛解を繰り返し増悪していきます。また、増悪予防のために塩分・水分・活動などの制限をしながら生活をしています。少しでも長く安心して自宅療養出来るために、患者自身が増悪因子に気付きセルフモニタリングが出来るように一緒に考えていきたいと思います。そのためには、心不全発症前の段階から患者の生活史を聴き患者を理解したうえで、心臓リハビリテーション医療チームと連携し、生活調整・療養を支援していきたいと考えています。