近年手術技術の進歩により、低侵襲手術や日帰り手術が増加しています。また高齢者の手術も増加しており、術後合併症のリスク管理は重要です。そのため、手術看護を手術室内での看護にとどめることなく、病棟・外来看護師、医師や手術に関わる他職種とともに医療チームとして手術を受ける患者を中心とした継続看護が必要です。
手術を受ける患者さん・家族は手術を選択し、希望・期待・不安を抱き手術を受けられます。安全・安心・円滑な手術医療を提供する手術医療チームの一員として患者さん・家族に一番近い存在であり、代弁者としての役割が果たせるよう努力していきたいと思います。